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橙色・魔法使い見習いのシロ
2007.01.05

雲のむこう、約束の場所

雲のむこう、約束の場所 [DVD]
雲のむこう、約束の場所 [DVD]
新海誠,新海誠

例えばお姫様が眠り続けているとき、王子様は決まって口付けをする。
それは、お姫様の願いが王子様に愛されることだから…口付けが愛を確かめる一つの方法だから。
王子様に愛されていると感じたとき、お姫様は深い眠りから覚め、自分の願いが現実のものになったことに
喜びを感じる。

そんな昔話…。


二人の男と一人の女…そんな三角関係が成り立つようなキャラクターの配置であるこの映画だが、
決してそんな人の嫌な部分を見せたりしない。
好意を持つということは当然だが、それ以前に友情で結ばれているから、彼らはとても輝いている。
そんな人間関係は観ていて清々しいものであり、同時に歯がゆいものである。

物語は、現実ではあり得ない設定で進んでいき、また展開に曖昧な部分があるため素直に面白いと観れない人がいるのも当然と思います。
しかしそれを乗り越えられたなら、清々しい感動があります。


映画の鑑賞で、単純に作品を観る人と作品の良さ悪さを気にしながら観る人、またその他にもいろいろと
人によって見方があるでしょう。であるから十人十色の感想があるわけですが、
僕は単純に作品を観れる人の部類に入ると思います。9割方の作品を「面白い」と感じます。

特に今回のように、学生の男女間の想いが入り混じった作品…いわゆる学園物は好きです。
この「雲のむこう、約束の場所」に関しては、学園物という部類ではないかもしれませんが、
学生だから出せる雰囲気は同じでした。

それらを踏まえるとお分かりだと思いますが、この作品はかなりツボにはまりました。
どんな内容なのかなど、ネタバレにあたる事は避けますが、夢を語ったり、小さなことで笑ったりと
共感できることがたくさんありました。

僕が描く「えんぴつ漫画」はその表れです。
実は“えき”はこの映画の影響です。

映画の中に出てくる廃駅を観てイメージが膨らみ描いたものです。

と、どれほどこの映画が気に入っているのかがわかっていただけたかと思いますが、
誰にでも勧めたい映画ではないことも事実です。

設定や突然の場面転換、またベタベタなキャラ…おそらくつっこみ出したらキリがないと思います。
それでも個人的にはとても気に入ってる映画です。
(小説版があり、映画の曖昧な部分を補完しているとのことです・未読)
(漫画もあるとのこと・未読)


眠り続けているお姫様を起こす唯一の方法は、お姫様の願いを叶えること…
と、多少無理なことも言いましたが、こと、この映画に関してそれは事実です。
もし、まだ未見であり、また少しでも気になるのでしたら
ぜひご覧ください。


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