チナミの風景
チナミの風景 (IKKI COMICS)
野本 明照
全1巻
小学館の「IKKI」に掲載されていた作品
作者は野本明照
主人公は小学4年生の女の子。
(作中で5年生になる)
小学生の女の子といっても“萌え”の対象にはなりえないキャラである。
内容は、一話完結の彼女の町に居つく変人たちの話。
で、変人たちの話というと笑えるのか…
というと、これまたそうでもない。
意味不明な人たちが登場しては、それに興味を持ち
なにかしら首をつっこむチナミ。
しかしチナミはそれら変人たちと行動を共にすることによって、
なぜそれらの人が“変人”と呼ばれるのか、その意味にたどりつく。
他の人から見たら無駄に思えるその行動も
自分にとっては無駄ではない…。
だから恥ずかしがることはない。
そんな生き方。
個人的に好みの読後感、そして余韻を残し、
さらにとても引き込まれる絵柄も含めて、
かなり気に入った作品です。
そして、いつかこんな雰囲気の作品を描きたい…
そう思ったり思わなかったりするのでした…。
BBSに書き込んでくださった1件、不明な投稿削除の際に誤って削除してしまいました、すみませぬ、、